2023年10月20日金曜日

【レポート】第5回講座 企画づくり強化合宿 中間発表

第5回講座「企画づくり強化合宿&中間発表」2日目
2023年10月1日(日)

場所:森の家みんみん
参加者:受講生27名、チアーズ9名


合宿 2日目 いよいよ中間発表です!

おはようございます◎ 2日目が始まりました♪

まずはラジオ体操からスタート!


2日目スケジュール

続いては朝食です。

チアーズのオレンジマンさんをリーダーに、事務局も少し早く起きて、用意しました。

ご馳走様でした◎

   

 
なはカレー(前日の6チーム全てのカレーをブレンド◎)
 
ピザも2種類♪チーズピザと黒糖のデザートピザ♡
 
なはカレーもピザも美味しくできました!ごちそうさまでした◎  


プログラム

1.カレー対決結果発表
2.中間発表会
3.感想共有・チーム感想発表
4.チアーズフィードバック・部長総括
5.クロージング・写真撮影


清掃し、部屋をチェックアウトの後、いよいよカレー対決の結果発表です!

カレー対決結果発表

1位 中心市街地チーム:(公設市場と貿易のコラボ味変カレー)
2位 小禄チーム:(ハッピーカレー水鳥からの贈りもの)
3位 首里チーム:(首里王朝の歴史香るまさひろマッサマンカレー)
4位 那覇西チーム:(FISH🐟カレー)
5位 新都心チーム:(なは市民・ひーじゃー協働カレー バジルを添えて
6位 真和志チーム:(殿乃毛奉納カレー)

・・・かなり接戦でした!みなさんよく頑張りました。ごちそうさまでした♡

対決のご褒美は…中間発表の発表順決めです!!
1位のチームから順に、発表したい順番を選んでいただきました。

中間発表会

それではいよいよ中間発表会スタートです。ドキドキ。


前日遅くまで作業していたチームもありました。本当にお疲れ様です。
発表形式は自由、持ち時間は7分間です。
チアーズを含む聞き手のみなさんには、発表が終わる毎に、企画や課題の内容に対して、色分けした付箋
「青:斜にかまえた意見」「赤:斜にかまえない意見」「黄:提案・助言」にコメントをしていただき、フィードバックしていきます。


以下、各チームの発表内容です(発表順)。


首里

テーマ:放課後子ども居場所づくり

タイトル:わくわく嶺っ子クラブ

ターゲット:決まった居場所のない小学生


児童館がない、子ども食堂が1つもない。

放課後などに、地域の人やまち協、社協が、小学校の地域連携室などの場所で実施したい。

まち協へヒアリングしたり、社協への相談、子ども食堂を過去にやった若者達へのヒアリングなどもしていく予定。その後、第一回のわくわく嶺っ子クラブ。県内のアーティストを取り込んだり、県外や海外のアーティストとのコラボ案も出ている。





小禄

テーマ:顔の見える関係づくり

課題:小禄一丁目アパートマンションに住む世帯が災害の時に助け合えるつながり作り。


自治会空白地域の多い地域。住民同士のつながりが希薄ではないかと考え、その場合災害時の課題が多いのではないかと考えた。

近所の公園を自分の庭のようにやりたいことや好きなことをやっちゃおう。いきなりイベントをするのではなく、まずは自分たちが公園でやりたいことをやってみるトライアル企画をしてみて、利用申請なども含めて体験してみたいと思う。鳥の名前がついた3つの公園があるので、特にヒヨドリ公園を中心に考えている。DIYワークショップ、子育てのお喋り場、モルック仲間集め、占い、お手紙書くコーナーなど、自分の好きなことをシェアする場を作っていきたい。

「"あなたの好き"でこのまちを守れる」を実現していきたい。





那覇西

那覇西GOGO!

沖縄に住む在日ネパール人の防災、ネパールの方は3335人、那覇市に2005人の方が住んでいます。遊び場は海辺が多い。外国人の増加率は全国で第一位。チームのオジャさんが実際に糸満に住んで居た時、トンガの津波の時に情報が正確に入らず、怖くて浦添に逃げた経験もある。

ネパールは海の無い国で、普段は遊び場。台風で断水した時に海に水を汲みに行ったネパールの方もいる。防災食は宗教上食べられないものも多い。熊本地震の時に米とかパンを食べていたが、現地に住んで居たネパールの方が防災食にスパイスなどでアレンジして好評だったという事例もある。

食事はとても大切。外国人当事者にとってもそれは一緒なので、ハラールフードやその国に合わせた防災食がある事は「わたしたちは見守ってるよ」というメッセージにもなると考えていたいる。そこで考えた企画が、「AAMAブランド」です。どちらも母という意味があります。





中心市街地

那覇小学校区の防災。防災ドラマでの発表。どんどん那覇劇団。

沖縄の国際通りに着いた観光客が出てきました。

地震が起きました。Jアラートもなっています。

避難所が分からず困ってる観光客。

(多くの観光客が訪れる那覇市、那覇市観光危機管理計画もあるが、まだ十分とはいえない状況のようです。)

避難所を探す観光客が地域のお店の方に聞いています。

お店の人も市外の方なので、場所が分からないようです。

津波が迫っているようです。時間がない。彷徨う観光客。

津波避難ビルを知っている方と出会ったようです。

一緒に逃げてますが、逃げてる途中で足を攣ったようです。

案内してくれたのは、沖映通りの自主防災組織の方でした!

(グループ討議&街歩き&ヒアリングも実施。)

その結果、中心市街地の沖映通りを対象に、垂直避難、パンフレット、ステッカー、情報提供、最終的には自主防災組織を作ろうと思える気運を作りたいとの事でした。




新都心

テーマ:新都心は多様な世帯が住んでいて、そのつながりをどうやって維持・発展させていけるか。

場所:新都心銘苅小学校区

ターゲット:銘苅小学校区まち協と一緒に伴走したいと思っている。特に動物好きをターゲットにしたいと思っている。

仮説:コロナで減少した繋がりを繋ぎ直していきたい。

タイトル:ワンニャンメーサミット


多様な世帯の中の動物好きな人というテーマ型のターゲットを設定し、楽しくユンタクできるような場を作りたい。情報収集足りてないので、もう少しまち歩きなどしていきたい。11/4と11/11に地域のお祭りなどあるので、ブースを出してアンケートなどで声を聞いていきたい。

私たちは誰もが楽しく参加できる「まつり場」で「動物」を通して地域のつながりの輪を広げることを目的とする。

まちづくりは会う事、その場を提供する事。顔が見えなくなったらイザという時に助け合えない。

新都心は「未完の未来(まち)づくり」。つづく。





真和志

いちゃりば真和志放送局。ワクワクする情報があるときいたので、現地レポートです。

究極の理想「市民31万人がつながる事」人が繋がるのは目に見えるものでもなく、形でもない。

那覇市民31万人のLINEグループ。そのためにリアルドラクエをしたいと思う。

8月に松川小学校でワークショップに参加。スタンプラリーの案が出た。にじの森文庫でのMatsukawa stamp rally を企画&アンケートをしてみた。

つながる機会がない、つながり方がわからないなどの声があり、それを受けてリアルドラクエを企画。誰もが参加できるバリアフリーゲームを想定している。チームを組んでミッションをクリアしていく。歴史や地域の資源などを知ってもらったり、行政情報などにつながるようにしたい。それ以外にもボッチャなどの普段しないようなアクティビティをミッションに加えたりするイメージ。わくわくするかしないかは貴方次第です。





感想共有・チーム感想発表


みんなの意見を整理したフィードバックを各チーム確認し、それを見ての感想を各チーム毎に全体共有して頂きました。


首里:フィードバックを自分たちの言葉にしていきたい。
リサーチ不足は自覚もあったので、より強化していきたい。そしてワクワクする企画を考えたい。

小禄:コメントを見て、ワクワクが伝わってよかった。ニーズやルールについてのコメントは
受け止めて考えていきたい。提案では具体的な人やものの情報を教えて頂けて良かった。
さらに申請するのも大事だが、良い意味で勝手にできる範囲で取り組める事もやってみたい。

那覇西:頂いた課題はちょうど抜けていた部分なので、そこは取り組んでいきたい。
忙しい方達なので、この企画に関わる人たちのメリットをしっかり考えていきたい。

中心市街地:発表へのお褒めの言葉ありがとうございました◎

奈良さんとのミーティングも重ねていきたい。


新都心:リサーチ不足なので、今後リサーチを続けていきたい。生の声を集めていきたい。
動物好きな人のニーズを意識した取り組みにしていきたい。

真和志:多様な人が繋がる場がないのではないかと思っているので、
それに繋がるトライアルをしていきたい。

チアーズフィードバック

宮道さん→(首里チーム)
リサーチについて、ニーズが見えにくいターゲットだが、石嶺にそういうターゲットがいるのは確実。トライアル実施も良いと思う。保護者アンケートなどはPTA連携するのもあり。今ある居場所へのヒアリングも良いと思う。空間とコミュニティの意識やリサーチも良いかなと、担い手やステークホルダーにも繋がるはず。



平中さん→(小禄チーム)

チームまちなかとも一緒にできそう。昨日入ったが、公園そのものが今どうなっているか確認するのも大事。1日定点観測してみるのは面白い。庭というキーワードは良いと思う。全国的にもやられているので事例リサーチもありだと思う。




萩原さん→(那覇西チーム)

防災食のアプローチは良いと思った。命をどう守るかも大事な気がした。防災食にQRコードが付いてて、そこに命を守る情報に繋がったりしたらいい。良かれと思ってやってる事が相手を排除してる事があるので、それがないように意識した企画になっていけば良いなと思った。



金城さん→(中心市街地チーム)

演劇素晴らしかったです。災害にも色々ある。実は観光客と同じくらい地元の人も国際通りなどに来ている。次はターゲットの人たちにとってのインセンティブやメリットのようなものがあるか考えてほしい。



鎌田さん→(新都心チーム)

少人数で、しかも年齢の高いチームではあるが、現場に入ったりしているのは良いと思う。場の設定はどうするのか?レギュレーションやルールを考えた方が良い。動物好きな人だけではなく、テーマ型なので、テーマを変えてみるのもアリだと思う。つながるのか目的なのか、手段なのかは整理した方がよい。手段なのであればその先に何があるのかをイメージしてほしい。



安谷屋さん→(真和志チーム)

楽しんでやってるのは伝わってきた。

苦しそうな感じでやってる人には人は集まらないので、そこは素晴らしいと思う。

繋がりがない、繋がりたいと思ってる人が、その先に何を求めているかさらに考えると良いと思う。



南さん→(真和志チーム)仲の良さが見えた。

なんか面白そうじゃないかというワクワク感は忘れないでほしい。せっかくアンケートとったので、アンケートを深堀りしてほしい。LINEからドラクエはステップとして少し飛んでる印象があるので、良いプロセスをイメージして欲しい。自分で困り事を言えない人は、繋がりよりもそれ以上に信頼関係が大事だと思う。それを意識してみてほしい。




部長総括

合宿お疲れ様でした。結束力の高まりを感じます。協働大学院いよいよ終盤ですが、フィードバックを糧にしたり、リサーチを引き続き続けてください◎応援しています。

発表がゴールではなく、その後力をつけた皆さんが、地域のキーパーソンやコーディネーターとして活動してほしいと願っています。



次回に向けてのアナウンス


これからの流れとして第6回、第7回講座について説明、確認していきました。

課題は消えません。むしろどんどん見えてくるようになります。しかしそれに取り組む人たちや困ってる人たちと向き合いながら、ワクワクしながら地域活動をしてほしいなと思います。


まちづくり協働推進課の野底さんより、COGの説明がありました♪

受講生の皆さんの各チームの企画をブラッシュアップして、東大へ連れて行ってください♪


最終成果発表会に向けて、各チーム企画を詰めていきます。

最終的にどのような企画になるのか、成果発表が楽しみです!


那覇西GOGO!

新都心

中心市街地

真和志

首里

小禄


最後は集合写真で締めくくりました! 皆さんお疲れ様でした◎




次回第6回講座は・・・


 10月24日(火)18:30〜21:00  会場:なは市民活動支援センター

「共感を広げるコミュニティ・オーガナイジング」

 講師:安谷屋 貴子(NPO法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン)