2019年8月15日木曜日

第3回講座レポート

3講座は、企画づくりまでの全体的な流れを確認する回でした。前半で「人が集まりたくなる企画づくりのコツ」と題し、ロジックモデルの考えかたや事業評価の重要性などを、若狭公民館の事例を交えながら紹介しました。後半では、前回課題として出された地域に関する調査の進捗状況を確認しつつ、調査でつまづいていること、その解決方法について受講生同士で助け合いながら解決しました。

この日はあいにく台風の影響を受け、強い風と雨が降りしきっていました。
悪天候のため、ヘビーな渋滞も発生していたため、開始を15分遅らせて開始。
それでも、みなさん無事に会場にいらしてくれました!なんと欠席者は3人のみ。
受講者のみなさんのモチベーションの高さを感じ、事務局一同感動です。

さっそく、今回のメインである「人が集まりたくなる企画作りのコツ」について、事務局宮城からのプレゼンです。


若狭公民館の実例や失敗例も踏まえた説明で、「なるほどー」と納得の表情。
重要なのは、地域課題を先入観なく冷静に分析すること、そして、その解決策を魅力ある活動と掛け合わせてみることです。



ロジックモデル、事業評価、とちょっと難しい言葉でてくる中、みなさん真剣な表情…。つまりは、じっくり地域の実情を見極めて、しっかり企画を立てて、成果を出しつつ、ちゃっかりみんなで楽しむこと。そのために、きちんと調査や分析を行なって骨組みをつくったり、意図した結果が出せているのか確かめることが必要なのです。


さて、しっかりレクチャーを聞いたあとは、みなさんの宿題チェック…ではなく、調査シートの進捗確認です。

まずはグループ内で、メンバー同士進み具合などを確認しました。

みんなで穴埋めやすりあわせをするグループもいれば

調査範囲や学区の再確認をするグループ、

大きな地図を取り出してきたグループもありましたよ。

この後、調査を進める中でぶつかった壁や、「この情報はどこで調べられるの?」「同じ人口にしても、国勢調査と住民基本台帳で数字が違うけど、どっちを使うべき?」などといった疑問を聞き取り、書き出しました。




そのうちのいくつかは、調査を進めているほかのグループからアドバイスをいただくことができました◎みなさんお互いに学びあうことがたくさんありますね!



疑問が解決したあとは、これからの調査と、課題設定までについての説明。
そして、第4回講座における発表の概要と内容について説明しました。

受講生のみなさんには、第4回までに各地域で注目する学校区を1つに絞ってもらい、これからはできるだけ「人に聞いてみる」「自分の足で歩いてみる」調査にフォーカスしてもらいます。
発表は7分、形式は自由です。その中に、校区を選んだ理由、どんな調査を行ったか、どんな分析を行ったか。結果、どのような課題を見つけたか?を必須内容として発表していただきます。



校区を絞ることに関して、少しグループ内で議論する時間を設けました。



すんなり決まるグループ、議論が止まらないグループ、と色々ありましたが、
ひとまず第4回までには学校区を決めて、課題の特定まですることになりました。
次回、地域の課題の内容によっては、自分の興味関心に応じてグループの再編成もあります。



さて、調査の結果どのような課題が飛び出すか、そして企画に向けたグループがどのように結成されるのか、どきどきわくわくです!