2019年6月26日水曜日

第1回那覇人Cheersミーティング

6月21日、「那覇人Chrees」の第1回ミーティングを開催しました。
会場は、なは市民協働プラザ。
なは市民協働大学院の拠点となる場所です。



まずは、挨拶から。
今年度の大学院の企画運営受託団体として、NPO法人地域サポートわかさから、宮城が簡単な挨拶をした後、那覇市まちづくり協働推進課の宮里副参事から主催者挨拶をいただきました。

主催者挨拶(宮里副参事)
その後、事務局紹介をして、Cheersメンバーによる自己紹介。

今回は、8名(12名中)のCheersに参加していただいたのですが、皆さん口々に「すごいメンバー集めたね」とおっしゃっていました。
Cheers就任依頼は、第1回ミーティング直前の打診となってしまったのですが、それでも皆さんご快諾いただけました。
そのことからも皆さんの「那覇のまちをよくしたい」という思いが感じられて嬉しくなります。


 自己紹介のあとは、事業概要の説明。

「なは市民協働大学院」では、地域の課題解決に向けた動きをつくり出すコーディネーター的視点を持った人材(=那覇人(なはびと))の発掘・育成を目的としていること。

「じっくり、しっかり、ちゃっかり」のコンセプトのもと、地域の課題発見から、課題解決のための魅力的な企画力を身につけるために、全8回の講座を予定していること、などを説明しました。

事業概要について説明
そして、Cheersの皆さんに期待していることなどをお伝えして、意見交換。



ざっくばらんに、和気藹々とした雰囲気で会は進行していきました。

「やっぱり、チアリーダーが欲しいね」
ということで、チアリーダーも話し合いで決めました。

チアリーダーに就任したのは、南信乃介さん(NPO法人1万人井戸端会議)。
前年度は、大学院の企画運営受託者だったので、大学院のことをよく理解しているということ、また繁多川公民館の館長として、地域資源を生かした地域づくりに取り組む実績からも適任だということで、全会一致で決定しました。

チアリーダーに就任した南さんからは、入学式でCheersを紹介する際の演出についての提案などもあり、第1回ミーティングは終始笑いが絶えない楽しい会になりました。

Cheersは素晴らしいメンバーで、楽しく取り組むことができそうでワクワクしています。
ミーティングの様子もその都度レポートしていきます。


なは市民協働大学院応援団「那覇人Cheers」


「なは市民協働大学院2019」では、大学院OB/OGや地域活動を行うキーパーソンたちで構成する応援団「那覇人Cheers」を結成しています。

多様なメンバーが、豊富な経験や知識で、受講生の学びがより深いものになるように、そして企画提案する取り組みがより実現性の高いものになるように、ステークホルダーとなり得る人材や機関、行政施策などを紹介します。


<那覇人Cheersメンバー>

■ 南信乃介(1万人井戸端会議・繁多川公民館・前年度受託事業者)※チアリーダー
■ 小坂亘(まちなか研究所わくわく・ビジョン大学院・前年度連携事業者)
■ 饒波正博(なは市民協議会・与儀小学校区まちづくり協議会・大学院OB
■ 知念忠彦(なは市民協議会・那覇市包括支援センター泊・大学院OB
■ 平中晴朗(チームまちなか・なは市民協議会・大学院OB
■ 高野大秋(那覇市社会福祉協議会・大学院OB
■ 浦崎共行(ASOBISYSTEM・沖縄古着SCLAP/JUMBLE
■ 森田利香(那覇市協働によるまちづくり推進協議会)
■ 糸数温子(一般社団法人daimon代表)
■ 野原巴(那覇市文化協会・チームまちなか・大学院OB
■ 金城聡(那覇市都市計画課)
■ 山城忠信(那覇市保護管理課)

※ 「那覇人(なはびと)」とは、地域課題解決に向けた動きをつくり出す、コーディネーター的視点を持った人材のことです。
※ なは市民協働大学院では、那覇人の発掘・育成を目的として全8回の講座カリキュラムを実施します。

【推薦文③】創造性を喚起する「じゃばら手帳」(牧野篤)

創造性を喚起する「じゃばら手帳」

さまざまな公民館経営手法を編み出して、各種表彰を総なめの若狭公民館のアイデア館長・宮城さんがついに企画づくりの画期的方法を公開です!
誰も考えつかなかった手帳をジャバラにする方法で、ワークショップで模造紙にアイデアを書き出すように、手帳がアイデア創発の現場になるのです。
創発されたアイデアは、手帳の上で整理されて、あなたの考えるストーリーを語り出し、それが企画づくりへと練り上げられていきます。
学びをつくる悦びの虜になること必定です。
講座編成に悩む公民館職員だけでなく、学びのオーガナイザーとして活躍する人、自ら学びをつくりだそうとしている人、すべてに必携の手帳です。
「じゃばら手帳」、推薦します!

東京大学大学院教育学研究科 教授 牧野 篤


牧野 篤
<プロフィール>
愛知県生まれ。博士(教育学)。専門領域は、社会教育学・生涯学習論で、日本のまちづくりや高齢化と過疎化問題に関心がある。最近では、自治体と一緒になって公民館や生涯学習の共同調査を行ったり、多世代交流型コミュニティの構築を進めたり、さらには企業と一緒に「ものづくりの社会化」プログラムなどを運営したりするなどの調査を進めている。現在、文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会臨時委員。

【推薦文②】「じゃばら」の魔力(古賀桃子)

【「じゃばら」の魔力】

中間支援組織として各種事業のサポートをしていますが、とりわけ「アート」には無限の可能性があると痛感しています。

地域活動などに参加していない層が多数派となっている中、アーティストが関わるプロジェクトは、関心層を広げ参加の敷居を低くする効果があり、魔法のように映ります。
多くの人が難しいと感じる「企画」「事業評価」を扱うこの冊子も、アートを加味した地域づくりに取り組む若狭公民館(NPO法人地域サポートわかさ)が手がけたことで、楽しくかつ効率的にチャレンジできる体裁が叶いました。
あなたも「企画とか事業評価って案外楽しいネ!」という魔法にかかれること請け合いです。

ふくおかNPOセンター 代表 古賀桃子

古賀桃子
<プロフィール>
1975年福岡市生。NPO活動は学生時分、福岡市都心部でのまちづくり活動に始まり、1998年、福岡初のNPO支援組織へ。00年、九州大学大学院法学研究科修士課程修了、同年事務局長就任。02年退職、現組織を設立。[草の根から、社会を描く。]を合言葉に、NPO等の組織マネジメント支援の他、企業・行政・公民館・社会福祉協議会・児童館等の多様な担い手間のコーディネーションや伴走支援等、多角的なアプローチでの地域づくり・社会づくりの黒子役に努めている。日本NPOセンター理事、福岡県社会教育委員、文科省「学びを通じた地域づくりの推進に関する調査研究協力者会議」、福岡市「共創による地域づくりアドバイザー」、福岡女学院大学非常勤講師等等を歴任。また、「泡盛新聞」九州局長として、沖縄県の産業振興に向け、泡盛等の県産品PRボランティア活動にも注力中。

【推薦文①】持続可能な地域社会へ(生重幸恵)

【持続可能な地域社会へ】

変化が激しく予測困難な未来に対応するためにも、社会教育の役割はますます大きくなってきます。
事業を単なるイベントで終わらせるのではなく、その後を見通した取り組みが必要になりますが、そのためには記録し、PDCAをしっかり回すことが求められます。
『企画づくりのじゃばら手帳』は、課題設定、企画、実施後の振り返りなど各段階で記入することで、客観的に評価・検証が行えるため、活用することで取り組みをより良いものに改善できます。
持続可能な地域社会をつくるという観点からもオススメしたい手帳です。

特定非営利活動法人スクール・アドバイス・ネットワーク 理事長 生重幸恵

生重幸恵
<プロフィール>
内閣府地域活性化伝導師、第6〜9期文部科学省中央教育審議会委員、第8期東京都生涯学習審議会委員、東京都社会教育委員、港区社会教育委員、杉並区立天沼中学校・天沼小学校運営協議会委員

PTA会長時代から、学校を支援する活動を積極的に行い、その経験により区内他校PTA会長経験者とともに、2002年に同法人を設立し代表に就任。
全国の教育委員会・PTA等主催研修会で講師を務め、また、運営への助言を求められるなどの経験豊富。さらに、企業の教育支援活動の推進にも助力し、社員研修やフォーラム等を実施。企業の持つノウハウを学校授業につなげるためのプログラム開発を手がける。
全国規模での関係者ネットワークを有している。

[わかさ式]企画づくりのじゃばら手帳

本日は、なは市民協働大学2019で使用する教材『企画づくりのじゃばら手帳』を紹介させていただきます。


[わかさ式]企画づくりのじゃばら手帳


『企画づくりのじゃばら手帳』は、若狭公民館の指定管理者であるNPO法人地域サポートわかさが、事業企画の際の手引書として活用できるように開発した手帳です。
企画の着想から、ニーズの把握、プログラム作成、そして実施後の評価や検証までの思考の流れが手帳に書き込むことで整理されるようにデザインされているのが特徴です。

“じゃばら”の特性を生かし、企画コンセプトとプログラム内容、事前想定と実勢後の結果を見比べることで、コンセプトとプログラムの整合性が取れているか、狙い通りの成果が表れているか、などが検証できます。


なは市民協働大学院2019の講座は、この『企画づくりのじゃばら手帳』の内容に沿って進めていきます。

課題設定や企画段階、実施する際に必要となる事項や留意点が“ポイント”として記されているため、思い込みだけで事業を行うのではなく、客観的な視点を持ちながら進めていくことができるようになります。

記入すべき事項が多いので少々面倒くさいと思われるかもしれませんが、一度このプロセスを経験すると、事業を企画実施する際の留意点が身につくようになります。

なは市民協働大学院ではグループのみんなと確認しながら取り組むことで、“じゃばら”の魅力を存分に感じることができるはずです。

2019年6月13日木曜日

受講生募集中!

なは市民協働大学院受講生募集のご案内!

なは市民協働大学院では、地域課題の解決に向けた動きをつくり出すコーディネーター的視点を持った人材を育成することを目的に、7月〜11月の間に全8回の講座を実施します。

そこで現在受講生を募集中です!
自分の住んでいる地域が好き、地域のもやもやを解決したい、何かもっとできることがあるんじゃないかな、と思っている方、参加してみませんか?脱マンネリ!地域に新たな風を起こしましょう!

【プログラム】
7月13日(土)
 入学式・オリエンテーション
7月18日(木)
 校区まちづくり協議会について / 協働大学院OB・OGの活動について
8月8日(木)
 人が集まる企画づくりのコツ−ロジックモデルと事業評価−
8月29日(木)
 対象地域の現状と課題 調査成果報告
9月14日(土)
【公開講座】地域課題×活動の魅力−不完全プランニングとプラスクリエイティブ−
10月19日(土)〜20日(日)
【特別合宿】企画づくり強化合宿&中間発表
11月7日(木)
 企画ブラッシュアップ / 発表準備
11月24日(日)
 アクションプラン発表 / 修了式


【募集期間】2019年7月5日(金)正午まで
【参加対象】那覇市在住・在勤・在学の18歳以上の方
      協働によるまちづくりや地域活動を実践している方
      全講座に参加できる方
【受講料】5,000円(テキスト/茶菓子/合宿/保険等)
【定員】30名(応募多数の場合は、申込内容等を勘案し選考します)
【開講期間】7月〜11月までの間(全8講座)
【実施場所】なは市民協働プラザ(10月の合宿のみ森の家みんみん)
【申込方法】ウェブからお申し込みできます。こちらをクリック!
または、NPO法人地域サポートわかさまで。
TEL:098-917-3446
FAX:098-869-8624
Mail:nahabito2019★cs-wakasa.com(★を半角@に変えて送信ください)

主催:那覇市
業務受託者:NPO法人地域サポートわかさ

→募集要項(PDF)は、こちらから。