2019年11月11日月曜日

第6回 企画づくり強化合宿(前半)


■第6回企画づくり強化合宿
10/19 9:00〜10/20 12:00 @森の家みんみん

ついに!第6回講座「企画づくり強化合宿」が当日がやってきました◎
楽しく親睦を深めながら、企画づくりに集中的に取り組み、企画の中間発表を行います◎


■1日目参加者内訳
受講生27名
サポメン5名
OBOG2名
チアーズ6名


■タイムスケジュール
【10月19日(土)】
9:00 集合
みなさま楽しみだったんでしょうか。早く着き過ぎて末吉公園を散歩してきた方もいらっしゃいました◎皆さんのやる気がうかがえます。


9:30 講座開始:チェックイン、説明


会場の都合で、午前中は宿泊予定の部屋で行うことに。
テーブルの移動など皆さん協力ありがとうございます!

チェックインも済ませて、無事スタートです◎
講座の説明、宮里副参事からの開催の挨拶もいただきました。
それでは早速、企画づくり「強化合宿」が始まります!


10:00 ロジックモデル、仮説検証


 ①ロジックモデル説明(じゃばら手帳とワークシート)

企画を立てる前に、何のためにやるのか?を整理することが大切です。
今回は、写真のようなワークシートを使って、まず課題認識の整理を行いました。
「現状:誰のどんな課題&原因」「理想:実現したい姿」「原因への対策」をそれぞれ
埋めていくという中で、あらためて地域課題を確認します。


課題がはっきりしているという前提でスタートしていますが、みなさん大丈夫でしょうか。。
少し手が止まったり、書いてる内容がそれぞれ違うチームもあったようですが…👀
ひとまずグループ内でも認識を合わせる機会にもなったようです。


課題認識の整理を行った後は、「外せないポイント」「自分たちの強みや資源」
「ステークホルダーおよびその資源」を洗い出し、企画提案に向けた準備を進めます。


②各チーム課題検証、ざっくり企画立て


ここまで整理できたら、続いてアイデア出しのワークです!
まずは、先ほどまで整理した課題やテーマに関するキーワードを緑の円の中に付箋で書き出していきます。
「防災」「つながり」「独居老人」など、様々なキーワードが浮かんできます。


続いては、楽しいことを考えるワーク。
企画の対象者や自分たちの好きなこと・得意なこと・楽しめることなどを、オレンジの円の中に書き出していきました!


さて、この2つの円が埋まれば、最後は企画アイデアを出す大喜利のようなワークです◎
緑の円とオレンジの円を組み合わせて意外な、面白い、笑えるアイデアやネーミングを出していきます。
こうすることで、課題を解決しつつ、ちゃっかり楽しめるアイデアのタネが生まれてきます。


グループをのぞいてみると、「☆翔☆ママチャリサイクリングツアー!」「地獄坂流しソーメン」「基地でキャンプ」「地域対抗奇声合戦」「おばけツアー」「避難時ファッションショー」など、名前だけで気になる企画のアイデアがたくさん!
突拍子のないアイデアの数々に、お話しが盛り上がりました。


12:00 お昼ご飯(持参)


テーブルも、元々の研修会場に再移動し(皆様ご協力ありがとうございます)お昼ごはん。
持ち寄ったお弁当などを食べて体力回復の時間です。午前中から頭フル回転お疲れ様です!
午後も頑張りましょう◎


13:00 みんみんワークショップ


午後の最初のプログラムは森の家みんみん「森の指令ゲーム」です◎
末吉公園を散策しながらリフレッシュしつつ、視点を変える面白さを実感できるゲームです。
こちらをリードしてくださるのは、森の家みんみんの藤井さん。


森の指令ゲーム(2h)


さて!気になる「森の指令ゲーム」とは、
・教えてもらった特徴と写真を頼りに
・末吉公園内にある生き物や植物などを探し出す
というものです。
シンプルですが、これが意外と難しいのです!


ルールは4つ、
①コースの中で探す。②取らない。隠さない。③グループ全員で見る。④決めた時間までに戻ってくる。
です!


スケスケの葉っぱや渦巻き蜘蛛の巣、カラフルな実、鮮やかな緑色のタニシなどを見つける事は出来るのでしょうか。
小雨も降る中でしたが、4チームに分かれ、いざ探索!

早速なにかを見つけたグループ


末吉の森の奥へ奥へと進んでいきます。運動場1周分くらいのコースですが、じっくり観察しながら歩くと、1時間で一周できるかどうかくらいです。

お!触覚の先が白いバッタを見つけたようですね!

さて、1時間後、再集合です。


・振り返り(ブラインドスポットを探す)
結果、課題の写真にある生き物や植物を全て見つけたチームは2チームでした👏✨
同じ場所、同じものを探しているはずなのに、結果は同じにはなりません。
これこそが、今回「森の司令ゲーム」を合宿で行った理由です。

インストラクターの藤井さんからは、
「一度気づくと、たくさん見つかる、見つけられないものは存在していないわけではなく、
見えてないだけだったりする」との言葉。
これは自然探検だけではなく、私たちの身の回りや地域にも言える事だと思います。

さて、午後はこの学びを活かして、課題や企画についてもう一度視点を変えたり、
じーーっくりと考察してみたりしてみますよ!




16:00 企画ブラッシュアップ(仮説検証)

自分たちのアイデアを批判的に見てみたり、気づいていない良いところを探すのって、
意外と難しいのです。そのために用意したのがこのワーク!

・斜にかまえる、かまえないのワーク

あるもの・ことについて、1分間は「斜に構えて」批判的な感想を、次の1分間は斜に構えず、肯定的な感想を述べてみるというものです。
※デイリーモーション2019.3.21記事「斜にかまえる、かまえないを1分ごとに切り替えるとどうなるか」参照(https://dailyportalz.jp/kiji/sya_ni_kamaeru-kamaenai


まずは例として、コアラのマーチについて!
「このサイズかよ」「英語しかわからない人はこれが何だかわからない」など、なかなか厳しい意見が飛び交います。
次に好意的な感想を言ってみる時間…「甘いもの好きだから嬉しい」
「コアラがかわいい」など、先程とは違った意見がたくさん。

皆さん意外と切り替えも上手に出来ていました◎
次は2020年東京オリンピックについても斜にかまえたり、かまえなかったりして意見交換しました。


練習はここまで!
次は自分たちが考えた5つくらいの企画について、この方法で意見を出していきました!

この過程を通じて、一番しっくりくる企画を選び、採用する企画を絞り込んでもらいました。


ある程度議論が落ち着いてきたら、ひとつひとつのグループと、中間チェックインを行いました。