2022年8月18日木曜日

【レポート】後編:相談会

相談会レポートの後編です。

相談会レポート(前編)はこちら→


【首里】

調査・分析について
〈カルテを見てわかったこと〉
・子どもが減っている
・モノレールと人口流動

課題やテーマについて
・大切にしたいことは、「つながり」、「文化」、「防災(防犯)」
・企画のアイデアは膨らむ。

校区について
まだ決められていない



▶︎事務局コメント
・まずは校区を絞り込んでみる
・「種」のアイデアはあるので、次は「土」について調べる(課題にフォーカスを当てる)。      
 どこの・誰の・何の課題かを確認する。
・思いは大事にしつつ、現状把握をして、客観的な裏付けも必要
 数字を都合良く解釈することには注意
 想定通りの回答が得られる人だけではなく、多様な人にヒアリングすることも必要
・今の段階では、調査→仮説でもok。仮説→調査でもok。




【小禄】

調査・分析について
・自治体加入率が低い(19%)・・・那覇市の中では高い方
・小禄の情報が少ない
・小学校の児童数は少し減っている

課題やテーマについて
・地主と新住人との格差(社会的・心理的)がある
・みんなが楽しめるイベントを企画したい
・情報が届かない。情報発信の場をつくりたい。
・防災の観点からも、何かあった時に助け合えるようになりたい。

校区について
高良小学校区



▶︎事務局コメント
・ステークホルダー・関係者リサーチ
 公共施設等にどれくらいアクセスできるのかを調査
 どれくらいの規模・条件になると風通しが悪くなるのか
 地主かどうかは関係なく参加している組織・団体のリサーチ
 小禄で情報発信をしている人を調査・・・など
・まちづくりの団体をつくるの?
・テーマは格差を超えるようものでもあり
・日常的には交流はないのか?
 数字を見るだけではなく、ヒアリング調査してみては?
・格差で誰が困っているのか?を考えてみる
 いざという時というのはどういうことが想定されるのか?
 将来どういう人が、どういう時に困るのか?
・長く住んでいる人と新しく住み始めた人との視点は違う



【中心市街地】

調査・分析について
データが多くどこまで調べたらいいのかわからない

課題やテーマについて
分野を決めてからデータ分析をしたらいいのか?



▶︎事務局コメント
・仮説(テーマ)→調査、調査(エリア)→仮説 どちらから始めてもok
・中心市街地はエリアが広いので、できればエリアを絞ったほうがいい
・まち協カルテを確認して、気づいたことを共有・分析。
・それぞれの想いやテーマについて共有。関心事項がある場合は、
 どんな人がいて、どんな関係組織があるのかなどを調べるといい。




各チーム、テーマが決まらず調査に進めなかったり、
共通点は見いだせたもののどう調査・分析したら良いかで悩んでいる様子が見られました。

永田さんが講話でおっしゃっていた、「土・水・風・種」を思い出してください。
どんなにすばらしい種でも、土にあわなければ芽はでません!
土の調査はとっても大切です。まち協カルテや情報サイトを活用して
調査・分析をすることは、まさに「土の調査」なんですね。
土(校区、地域、エリア)の現状と課題を確認しつつ、
どんな豊かな土地にしていきたいかそれぞれの想いも忘れずに、
地域豊饒を目指しましょう☆

新都心チームの希望により、第4回講座開始前にRESAS勉強会を開催することになりました。
RESASの基本的な操作方法や調査に使えそうなデータの紹介などを行います。
他のチームのみなさまも、ご都合つきましたらぜひご参加ください!!

【お知らせ】RESAS勉強会
日時:2022年8月30日(火)17:00〜 
会場:なは市民活動支援センター
講師:石垣綾音