2024年7月6日(土) 14:00-17:00
場所:なは市民協働プラザ
参加者:受講生19名、チアーズ6名
今年も開講しました!
2024年度なは市民協働大学院!
1. 学長挨拶
まずは、なは市民協働大学院の学長である知念覚市長による激励の挨拶を頂きました。
知念市長の挨拶(一部省略しています)
なは市民協働大学院へのご入学誠におめでとうございます!平成28年の開講依頼、これまで208名の方が卒業され、 それぞれの地域において活躍されています。 昨年度は、2チームは東京大学公共政策大学院主催の チャレンジオープンガバナンスで表彰されるという快挙もございました。 このように年々市民の皆様の企画力や地域に対する熱量には驚かされ、 市政を預かるものとしても大変喜ばしい限りでございます。 本市では協働によるまちづくりを推進しており、新入生の皆様には、 本大学院で学んだこと、ならびに培った人とのつながりを礎として地域で活動され、 ゆくゆくは地域で新しい風を引き起こす起点として活躍されることを期待しております。
2. 集合写真
那覇市長が退席される前に、皆さんで集合写真を撮影しました。
3. チアーズ紹介
チアーズとは?
過去の大学院卒業生や、その他地域でさまざまな活動をしている方々で構成されており、 その年の受講生の皆様に伴走しながら一緒に大学院を盛り上げていくサポーターの皆様です!
今年度のチアーズリーダーは、昨年度の受講生でもある「ミキティ(城間幹子さん)」が務められます。
2019年度の大学院卒業生、協働によるまちづくり推進協議会で コーディネーターをしている「こう(鎌田耕)さん」。2022年から講師として関わり始めた「アダニー(安谷屋貴子)さん」。 人々が協力して1人ではできないことに取り組んでいくときのチームの 作り方や課題をどうやってみんなで共有していくのか、という部分の サポートを得意とされています。
昨年度卒業生で地域で書道塾を運営している「しほう(嵩原聡)さん」。
同じく昨年度受講生の「なおちん(内間直子)さん」。 文化芸術に関わることや国際交流などで人を繋ぐ活動をしています。
FM那覇で「なはまちファンクラブ」「なはまちサロン」などの 番組のパーソナリティをしている「オレンジマン(萩原 雄三さん)」。 沖映通りの事務局もしています。
開校式に参加いただいたのは以上の皆様でしたが、他にも 頼もしい5名のチアーズの方々がいらっしゃいます! 次回講座以降でお会いできるのをお楽しみに!
最後は、受講生も含めてみんなでエールを送り合いチアーズ紹介を終了!
次は車座になり受講生一人一人の自己紹介を行いました。
過去の受講生の取り組みに参加しながら大学院の取り組みを聞いて 参加された方、これまでまちづくりの取り組みに参加したことはなく、 今回を機に一歩踏み出して応募した方、仕事で地域に関わることは あっても地元に関わるきっかけがなかったという方、ボランティア活動の 中で地域の方の困りごとを聞き、それを解決するための取り組みを 行おうとする方、ご家族から勧められた方、今年もさまざまな方が 参加されているので、どんな企画が生まれていくのか楽しみです!
5. プログラム概要説明
続いて、那覇市若狭公民館の宮城潤館長から大学院についての説明を行いました。
本講座の3つのコンセプト「じっくり、しっかり、ちゃっかり」や、 課題解決に必要な能力、企画づくりのプロセスなど、これから大学院を 受講するにあたり必要となる知識や心構えについてお話しいただきました。 また、講座のスケジュールや各講座の概要が伝えられたことで、 受講生の方達はより具体的に大学院のイメージがついてモチベーションが 高まったのではないかと思います。
最後に、 「誰かに任せる立派な企画ではなく、小さくても自分達が ワクワクして実践したくなる企画を提案してください!めちゃくちゃハードですが、めちゃくちゃ楽しいので、 ぜひ皆さんも楽しんで取り組んでください!」 と宮城館長から激励の一言で締めくくりました!
6. グループ分け
ここからいよいよグループ分けに入ります。
まずは、チームづくりのための練習と、自己紹介では見えなかった 皆さんの隠れた部分を見つけるための体操を兼ねて!
会場全体を使って、「みなさんは何派?」という問いでチームを作るレクリエーション。
Q1. 「夏だ!行くなら海or山?」
海派が少し多いよう。理由を聞いてみると「海の方が涼しい!」とのこと。 それに対して山派が待ったを! 「山の方が涼しい!」とのことでした。笑
あなたはどっち派でしょう? こんな一つの問いでも、少し相手に興味が湧いたり、自分のことを話すきっかけになりそうです。Q2. 「どこ出身?那覇出身or那覇以外?」
大体半分ずつの結果となりました。
地域づくりに関わりたい!という方も、意外とその土地出身でない方もいらっしゃるようですね。
それぞれ回答理由を聞いてみると・・・
小学生:一番モテたあの頃に!
中学生:懐かしい校舎を回りたい!
高校生:今も仲がいい友達が多いので!
とのことでした。
学生時代の話も、深掘りするといろんなエピソードが出てきそうですね〜。
今年は30〜40代前半が一番多い!
ここにも何か傾向のようなものがあるのでしょうか?
最後に、今日の本題に。
首里の希望者が一番多くばらつきはありましたが、まずは今日はこのチーム分けで。
第3回までは地域の調査を行うので基本的にこのチーム分けを行いますが、 その後のテーマを絞る過程などでのチームの移動も可能です。
7. グループワーク
続いて、先ほどの地域ごとのグループに分かれて、
お互いや地域をよく知るためのカードゲームを行いました。
カードに書かれた問いを選び、グループのみんなに投げかけ答えを聞きます。
その後、その出題者が「一番よかった!」と思った答えを言った人にカードを
渡し、最も多くカードをゲットした人が勝ち、というゲームです。
例えば、どんな問いがあるかというと・・・
「世間の評価はともかく、私は〇〇について結構悪くないと思っている。」
それに対して出てきた答えは・・・?
・国際通りの渋滞!
・石嶺は田舎じゃない!
地域で思い浮かぶ答えを答えながら、人からの共感を得られたり、
知らない一面を見つけられた人にカードが集まります。
それぞれのチームで特徴的だった答えをいくつかご紹介します。
那覇西&新都心チーム
穴場スポットの話。
ロワジールホテル裏のビーチ。今はゴミが多いがこれが綺麗になれば
新たな穴場スポットになるのでは?
中心市街地チーム
神様、桜坂劇場を与えてくれてありがとう。
これまでに一番お金を使った場所は、牧志公設市場周辺だと思う・・・。
小禄チーム
地域名を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、小禄ジャスコ。
真和志チーム
これまでに一番お金を使った場所は、かねひでだと思う。
首里チーム
この町でホラー映画を撮るならお勧めするところは?
桃原町で生まれた普天間権現の神様になる始祖の出生地がある。いい神様。
それぞれ地域のあるあるで共感したり、「そんなところがあったんだ!」 というお互いの気づきにもなったようです。
その後、より細かくチーム内で自己紹介。
・今どんな活動をしているのか ・地域に関わるどのようなことに興味があるのか? ・そのきっかけはなにか?いつから?なにがあったから?
それぞれ紹介し合いながら、最後はチームとしてみんなの前で決意表明!
8. レッツ決意表明!
チーム自己紹介:「〇〇な人がいる地域です!」
地域の特徴:「〇〇は〇〇な地域です!」
最後にアクティブな決意表明。
この「アクティブ」な決意表明、なは市民協働大学院では名物となりつつあります。笑 みなさん体を使ってあの手この手で表現してくれました〜。
那覇西&新都心「3世代チーム」
<地域の特徴>
ネパールの方が多い。ホテルが多い。穴場(砂浜)があるがゴミが多い。掃除したら映える。
波(那覇港)、神社(波の上宮)、あんまーの3つをアクティブに表現してくれました!
「あまり他の地域には知られていない人や魅力がある地域なので、 それらをつなげられるような活動をしていきたい。」
真和志「地域のつながりを強化させたいと思っている人がいるチーム!」
<地域の特徴>
識名園、栄町市場、朽ち果てそうな真和志市場。旧中心市街地のベッドタウン、ニュータウン。時代遅れ感がある地域。 それに抗いたい!
アクティブな決意表明は、時代錯誤に抗うためのAARをまわす〜(真和志) のぐるぐるを表現してくれました!
首里チーム「オール首里チーム」
<地域の特徴>
ドラマチックなすいや、しゅりじゅりな地域。それぞれの歴史が深い。しゅりじゅりー、みんなが集って出来上がっている地域。
最後は、みんなで手を繋いで万歳!がんばるぞー!の決意表明でした!
中心市街地チーム「チームカラーズ」
みんな県外や外国を知っている人たち。沖縄を遠くから見た視点も。食や文化行事が好きな人たち。
桜坂劇場もみんな好き。
<地域の特徴>
戦後復興の奇跡を起こした商いの街。 パレットのいろどり、那覇市のレインボーを受け入れる、「カラーズ」という名前。
決意表明は「那覇のてんぷす(T)から世界の中心(C)へ愛を叫ぶチアリーダー!」 ということで体でイニシャルを表現!
小禄チーム「チームアーバン」
アート、ダンス、観光、性教育、くせつよチームです!
<地域の特徴>
奥武山公園、那覇空港、スーパー、モノレール、意外と都会だけど、点在しているのでつなぎたい。疲れ切った人が癒される地域、夢を持った人が羽ばたける地域、観光の始まりの地域。寂しくなったら空港に行く人がいたり、奥武山公園の川縁で癒される人がいたり。
バラバラで、くせつよメンバーだけど、つながるぞ!ということで隣の人とハートをつくり決意表明!
8. 事務連絡
最後は事務局、年間50泊キャンプをする未来さんから 事務連絡を行い開講式・オリエンテーションを無事終了!
次回以降がますます楽しみになる素敵な第1回となりました!
9. おまけ